2020-04-14 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
今お尋ねがありました産業動物診療分野ということに関しますと、農業共済やあるいは農協におきます家畜診療所、それから個人の開業している診療施設、それから競馬関係に所属して診療を行う人というものを統計で含めているところでございますが、その人数を合計いたしますと約四千三百人ということでございます。これは獣医師全体の約一一%ということで、近年の推移を見ますとほぼ横ばいということでございます。
今お尋ねがありました産業動物診療分野ということに関しますと、農業共済やあるいは農協におきます家畜診療所、それから個人の開業している診療施設、それから競馬関係に所属して診療を行う人というものを統計で含めているところでございますが、その人数を合計いたしますと約四千三百人ということでございます。これは獣医師全体の約一一%ということで、近年の推移を見ますとほぼ横ばいということでございます。
○石井苗子君 この産業動物診療分野の獣医師を私は増やしていって、先ほどのような問題が起こらないようにしていった方がいいと思うんですが、今後、大臣、どのような方針を取っているかというのはございますか。
しかし、今、産業動物診療分野という分野があるんですが、この獣医師が不足しています。現在、どのくらいの獣医師がこの産業動物診療分野というところで働いていますか、今後不足する状況なんでしょうか、ちょっとお伺いします。
ただし、産業動物診療分野に就職した女性獣医学生の割合は、平成十九年度の六%から、平成二十九年度には一〇%とふえているところでございまして、その活躍のための環境整備は重要と考えてございます。 こういった中で、農林水産省といたしましては、女性獣医師の方々が生涯を通じて能力を十分発揮できる環境づくり、これが重要と考えております。
実際に、調べますと、小動物診療分野で減少傾向が見られて、産業動物診療分野で増加傾向にあるというふうに、獣医大学生の進路の問題なんですけれども、そうなっているというふうにも伺います。でも、まだまだ獣医師の職域そしてまた地域偏在というのが見られるということで、農水省も恐らくこれについては問題意識を共有しているのではないかというふうに思います。
これに対しまして、同じ産業動物診療分野でも農業共済団体に勤務する獣医師の平均年齢は三十九歳でございますが、産業動物開業獣医師、共済診療所獣医師さんのいずれの平均年齢におきましても大体全国平均と同様でございます。小動物開業獣医師の場合は四十五歳でございますが、これは全国平均の四十八歳よりも若干下回っておりまして、鹿児島県におきましても若手獣医師の小動物診療分野への参入がふえてまいっております。